✓家族が増えても対応できるようにしたい
✓暮らし方が変わっても対応できるようにしたい
✓リフォームで自由に空間を使いたい
✓インダストリアルスタイルが好き
✓箱型のガレージハウスが好き
✓広いガレージがほしい
✓住居空間は広くてゆとりがほしい
憧れのガレージハウス第18弾。
「ライフスタイルの変化に対応できる家」をテーマにガレージハウスを作成しました。
一人暮らしでガレージハウスを建てた後に家族が増えたり、事務所が必要になったり、趣味に没頭できる部屋がほしくなったりと、長い人生ライフスタイルは変化していきます。
今回はそんな変化に、リフォームで対応できるガレージハウスプランです。
ぜひ最後までご覧ください(^^)/
yuji
リフォーム業界歴10年
2級建築士
宅地建物取引士
マンションリフォームマネージャー
福祉住環境コーディネーター2級
間取りプラン
間口6間(10.92m)奥行3.5間(6.37m)の2階建てガレージハウス間取りプランです。
住居スペースは2階にまとめて1階をすべてガレージとして、車やバイクを複数台置けるようにしています。
この住まいのポイントは、1階のバイクガレージ部分をリフォームすることで、さまざまな暮らし方に対応できるようになっているところです。
家族が増えて部屋数を増やしたり、ガレージを事務所や趣味部屋にリフォームして変更することができます。
このように予め自由度が高いスペースを確保しておくことで、さまざまな暮らし方ができるので便利です。
間取り設計のポイントは、ガレージハウスでどのような暮らし方をするかイメージして必要なスペースを配置したり、動線を考えることです。
間取りに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
建物外観
ガレージハウスの外観は四角の箱型で、ガリバリウム鋼板の外壁が、ガレージハウスによく合います。
見た目は会社や事務所のような雰囲気があります。
前面道路と建物の間には少し距離があり、愛車の出入りもしやすくなっています。
ガレージハウスを建てる際、土地選びは重要です。
前面道路や土地間口の広さはもちろん、高低差や周辺環境、その土地の法規制など、考慮すべきことは多岐に渡ります。
素人では気づかないようなこともあるので、土地探しは建ててくれる業者と一緒にすることをおすすめします。
ガレージハウスの土地探しに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
ガレージは二か所あるので、車やバイクが好きで複数所有したい方でも大丈夫です。
屋根は「陸屋根」タイプです。
陸屋根は「屋根」と名前はついてますが、通常の屋根とは少し違い、屋上部分を防水工事して雨から建物を守ります。
このプランでは採用していませんが、陸屋根は屋上庭園を作る場合に採用されることが多いです。
屋根はメンテナンスが大事なので、いろいろな屋根の特徴をよく把握して選定するといいでしょう。
屋根に関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
夜の雰囲気です。
ガレージハウスは夜でも愛車のメンテナンスやカスタムを楽しんだり、鑑賞することもできるがいいですね。
ガレージハウスは、耐震性の安全の確保が重要です。
木造住宅は通常「耐力壁」で耐震性を確保していますが、ガレージハウスは前面に耐力壁をとりにくい特徴があります。
木造でガレージハウスを建てる際は、木造門型フレームを使ったり、建物自体をSE構法(木造ラーメン構法)で建てると、耐力壁なしでも耐震性の安全を確保しやすいです。
木造ガレージハウスの耐震性に関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
車用ガレージ
車用のガレージは、広さが21畳あり大きなハイエースとスポーツカーを並べて駐車することができます。
車にライトが反射してショールームのように映えるガレージにしたいので、ダウンライトを多く設置しています。
ガレージハウスは愛車が主役になるので、照明計画にはこだわりたいところです。
ガレージハウスの照明計画について詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
ガレージ後方には、メンテナンスやカスタムに便利な水栓があります。
また、排気ガス問題があるので換気設備も必須です。
バイク用ガレージ
バイク用のガレージは広さが14畳あり、バイクや自転車を複数台駐輪できます。
こちらは天井にシーリングファンやスポットライトを設置したり、棚を設置したりして趣味性を高くしています。
窓は2面にあり、採光も確保できて明るいガレージです。
ガレージシャッターは巻き上げ式で、シャッターボックスが室内側にくるシンプルなタイプです。
ガレージシャッターは、オーソドックスな「巻き上げ式」、ガレージハウスで人気の「オーバースライダー式」、その他にも「横引き式」「スイングアップ式」など、さまざまなタイプがあります。
ガレージシャッターについて詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
バイクガレージには、水栓と換気扇の他、ヘルメット置きとバイクジャケットがけがあるとバイカーハウス感が増します。
玄関
車用ガレージとバイク用ガレージのちょうど間が、玄関です。
玄関の両サイドには間仕切りがないので、簡単にガレージを行き来することができます。
階段横の扉はトイレになっていて、長時間ガレージで作業をしていても大丈夫なようにしています。
玄関と玄関ホールは共に2畳(1坪)の広さがあり、両サイドにはFIX窓(はめ殺し窓)を設置して光が入るようにしています。
1F_トイレ
階段下スペースを利用したトイレです。
奥は少し低くなっていますが、デッドスペースになりがちな階段下を有効活用できます。
2F_ホール
階段を上がると、3.5畳の広々したホールになります。
正面がバルコニーになり、大きな掃き出し窓からの光で明るい空間です。
手前がLDK、左手が洋室、奥がトイレと洗面室に繋がります。
2F_ダイニング
LDKに入ると、ちょうどダイニングスペースになります。
LDKは14畳の広さがあり、3面採光で明るく、対面式キッチンの開放的な空間です。
4人掛けのダイニングテーブルがあるので、友人や家族を招いてホームパーティーができます。
内装はガレージハウスによく合う、無骨さがあるインダストリアルスタイルです。
内装インテリアには、「ナチュラルスタイル」「ブルックリンスタイル」「アジアンスタイル」「カリフォルニアスタイル」などさまざまなテイストがあります。
いろいろな事例を見て、自分好みを探すといいでしょう。
内装インテリアに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
2F_リビング
リビングスペースには2人掛けのソファーがあり、ゆっくり映画やテレビを見たりしてリラックスできます。
リビングの後ろはバルコニーになり、大きな掃き出し窓から光が入り、明るくて気持ちのいいスペースです。
テレビは壁掛けタイプが、スッキリしておしゃれです。
2F_キッチン
キッチンスペースも、一般的なファミリータイプと同じ広さがあります。
2550サイズのシステムキッチンに、大きな背面収納や冷蔵庫。
料理をしっかり楽しみたい方には、うれしい設備がそろっています。
システムキッチンは、タカラスタンダード、クリナップ、LIXIL、TOTO、Panasonicなどたくさんの住宅設備機器メーカーの商品があります。
ショールームで実機が見れますので、実際に確認して選定するといいでしょう。
2F_洋室
書斎兼寝室になる10畳の洋室は、一人には十分な広さがあります。
本棚を設置したりいろいろできそうです。
採光も3面から確保できて明るくて、バルコニーにも面しています。
バルコニーの向こう側が、リビングになります。
天井まで収納がある大きなクローゼットが2か所あり、それぞれ1畳の広さあります。
収納も十分あるので、部屋が散らかることはなさそうです。
明るくて広々していて、自宅でのテレワークがはかどりそうです。
2F_バルコニー
ホール、リビング、洋室に囲まれた4.5畳のバルコニーです。
前面道路から目隠しになる壁があるので、天気のいい日は、ここでゆっくり過ごすと気持ちいいでしょう。
4.5畳の広さがあるので、少人数でバーベキューを楽しんだり、ちょっとしたアウトドア気分も味わえそうです。
夜のバルコニーは、ムーディーで大人な雰囲気があります。
夏の夜は、お酒を飲みながらリラックスできます。
2F_トイレ
階段ホールに面している2階トイレです。
LDKや洋室からも、アクセスしやすい場所にあるので便利です。
2F_洗面室
洗面室は3畳の広さを確保し、広々利用できます。
洗面室が広いと、タオルを置く棚を設置したり、大き目の洗面化粧台を設置できるのでおすすめです。
2F_お風呂
お風呂は2畳(1坪)の広さがあり、1616サイズ(1.6m×1.6m)のシステムバスを設置できます。
足を延ばしてゆっくり湯舟につかりたい方におすすめです。
ご自身の身長に合わせてサイズを選ぶと確実なので、キッチン同様、メーカーショールームで実機を確認するといいでしょう。
このプランのまとめ
今回は、「ライフスタイルの変化に対応できる家」をテーマにしたガレージハウスを作成しました。
リフォームで部屋を変更できるスペースを作っておくと、ライフスタイルの変化に対応しやすくなります。
「ガレージハウスがほしいけど、一人暮らしだし今後家族が増えるかもしれない、、、」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ガレージハウスの業者探し」は、下の記事を参考にしてください。
「ガレージハウスを建てる方法」は、下の記事を参考にしてください。
「ガレージハウス暮らしの実現方法」を知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさんの憧れのガレージハウス暮らしが実現することを願っています(^^)/