✓ガレージハウスのシャッター選びに役立つ情報
✓ガレージシャッターの種類や素材
✓ガレージシャッターのメーカーや商品、相場価格
ガレージハウスのシャッターってどんなものがいいの?おすすめを教えて!
愛車を守るため、ガレージにシャッターは付ける方がいい。
ガレージハウスのシャッターは、オーバースライダー式電動シャッターがおすすめ。
当記事は、ガレージハウスを新築やリフォームで造りたいとお考えの方に、ガレージシャッターの選ぶポイントを解説します。
ガレージハウス造りの参考になりましたら幸いです(^^)/
yuji
リフォーム業界歴10年
2級建築士
宅地建物取引士
マンションリフォームマネージャー
福祉住環境コーディネーター2級
ガレージハウスにシャッターを付けるメリットデメリット
メリット
- 防犯性が高くなる
- 雨風、紫外線から愛車を守れる
- 大きな部屋としてスペースを使える
- 外と遮断できるので冷暖房効果が高くなる
一番のメリットは、愛車を雨風や盗難から守れることでしょう。
またシャッターがあることで、愛車の駐車以外にも、シアタールームやダンスルーム、トレーニングルーム、アトリエなど、1つの部屋として利用できます。
デメリット
- 費用がかかる
- 開け閉めに手間がかかる、音が鳴る
- メンテナンスが必要になる
- 排気ガスが溜まりやすくなる
ガレージにシャッターを取り付けると初期費用がかかるだけでなく、定期的なメンテナンスの手間とコストもかかります。
また排気ガスが溜まりやすくなるので、換気設備の設置も必要になります。
ガレージハウスのシャッター選びのポイント
①デザイン
ガレージシャッターの形や素材には、いろいろなものがあります。
ガレージは便宜上、建物の正面に配置されていることが多いので、外観にマッチしたデザインのものを選ぶといいです。
②ガレージシャッターの素材
スチール・鉄製
- 価格が安い
- 錆が出やすい
一番安価で、貸しガレージでよく見るタイプです。
錆びやすいので、定期的に塗装して保護すると長持ちします。
アルミ製
- 軽くて錆に強い
- 価格は高め
- カラーバリエーションが豊富
錆びに強く、おしゃれなデザインが多いシャッターです。
ステンレス製
- 高級感がある
- 錆や傷に強い
- 価格が他の素材のものより高い
- カラーバリエーションが少ない
ステンレス製のシャッターは、格子状のシャッターに使われることが多いです。
木製
- 価格は高め
- 温かみがある
- デザイン性が高い
- 他の素材より劣化や腐食しやすい
木製シャッターはおしゃれですが、維持管理に手間とコストがかかります。
③開閉方式
巻き上げ式
- 価格が安い
- オーソドックスなスタイル
- スペースをとらない
貸しガレージでよくあるタイプです。
シャッターを収納するボックスは、外に付けるタイプと内に付けるタイプがあります。
オーバースライダー式
- デザイン性が高い
- 開閉速度が早い
- 開けた状態だと天井にシャッターがあるので照明が隠れる
- シャッターを天井に吊るすので天井高さが低くなる
ガレージハウスの施工事例でもよく見かけるのが、このオーバースライダー式です。
スタイリッシュさがあるだけでなく、開閉速度も速いのが魅力です。
スイングアップ式
- デザイン性が高い
- 開閉の音が静か
- 開閉速度が速い
- シャッターが投げ出されるので、前面にスペースが必要
スイングアップ式は開閉がかっこいいですが、広いスペースが必要で設置場所を選びます。
横引き式
- 広い幅に対応できる
- 人の出入りがしやすい
- 上下シャッターより開閉に力がいらない
- レールにゴミが溜まりやすい
- 左右どちらかに収納スペースが必要
広い横幅に対応できる横引き式シャッターですが、幅が長すぎると開閉に時間がかかるので注意が必要です。
④ガレージシャッターの形状
スラットシャッター
スラットシャッターは、スラットと呼ばれる横長の板状部材を採用しているシャッターです。
グリルシャッター
グリルシャッターは、ステンレス製のシャッターによく採用されている、格子状タイプのシャッターです。
上部開放シャッター
上部開放シャッターは、上部がグリルシャッターになっているスラットシャッターです。
透明パネルシャッター
透明パネルシャッターは、パネル部分が透明になっているシャッターです。
潜り戸があるシャッター
シャッターに人が出入りするための、扉が付いたシャッターです。
オーバースライダー式や、スイングアップ式のシャッターで見ることがあります。
⑤ガレージシャッターのサイズ
ガレージシャッターに決まった規格サイズはなく、一般的なサイズとなります。
上下シャッターのサイズ
- 車1台用:横幅2.4~2.7メートルほど
- 車2台用:横幅4.8~5.4メートルほど
- 車3台以上は、1台用と2台用を組み合わせることが多い。
シャッター1つの最大横幅は、6.5メートルほどになります。
横引きシャッターのサイズ
- 横幅に制限なし
ただし、幅が長すぎると使い勝手が悪くなるので、10メートル程度までを推奨。
高さは上下シャッター、横引きシャッター共に、有効高さ2~2.4メートルが一般的です。
⑥電動シャッターと手動シャッターのメリットデメリット
電動シャッター
メリット
- 車から降りずに開閉できる
- 自動で開閉できるので楽
- 手で開閉するより静か
- 防犯性が高い
デメリット
- コストがかかる
- メンテナンスが必要になる
- 手で開閉するより遅い
- 停電や故障で動かなくなる
手動シャッター
メリット
- コストが安い
- 素早く開閉できる
- 停電など災害時の影響を受けにくい
デメリット
- 開閉時の音が大きい
- 開閉がめんどくさい
- 車から降りて開閉しないといけない
- 電動シャッターより防犯性は低い
ガレージシャッターは頻繁に開閉します。
コストはかかりますが、開閉が楽な電動シャッターがおすすめです。
⑦開閉時の音
ガレージシャッターの開閉音は、早朝や深夜に気を使います。
シャッターの開閉は頻繁に行うので、できるだけ静かな方がいいでしょう。
手動シャッター:約70~80dB
電動シャッター:約25~45dB
電動シャッターは手動より静かです。
⑧開閉速度
電動シャッターを選ぶ場合、開閉速度も重要です。
【高さ2mの場合の例】
巻き上げ式電動シャッター:約20秒
オーバースライダー式電動シャッター:約10秒
巻き上げ式でも速い商品はありますが、基本的にはオーバースライダー式の方が開閉は速いです。
⑨耐久性とメンテナンス性
一般的に海から500m以内であれば、錆びにくい素材を選ぶなどの塩害対策が必要です。
そしてガレージシャッターを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが重要です。
- シャッターに付着したゴミやホコリの除去
- レールの掃除
- 油をさす(継ぎ目、可動部など適したものを使う必要があります)
etc
ガレージシャッターを選ぶ際には、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
⑩断熱性、遮音性
ガレージシャッターには、断熱材や遮音材が入っているものがあります。
ガレージハウスのガレージで、愛車のメンテナンスをしようと考えているのであれば、断熱性が高いシャッターを選ぶといいでしょう。
ただしガレージシャッターは窓や扉と違い、完全に密閉することはできませんので過度な期待は禁物です。
ガレージに断熱性能を求めるのであれば、店舗などで採用される折れ戸を使うと気密性を確保できます。
ガレージと住居空間が一つの空間になっているガレージハウスを造る場合は、ガレージシャッターではなく扉がおすすめです。
⑪耐風圧性能
地域や立地によって変わりますが、風に対しての対策も必要です。
【ガレージシャッター耐風圧性能の目安】
風圧指定のない一般地域:500pa~750pa(風速30~35m/s程度まで対応)
風の強い地域:1200pa以上(風速44m/s以上対応)
【風速の目安】(引用:国土交通省 気象庁より)
強い風:風速15m/s以上20m/s未満
非常に強い風:風速20m/s以上30m/s未満
強い台風:風速33m/s以上44m/s未満
非常に強い台風:風速44m/s以上54m/s未満
猛烈な台風:風速54m/s以上
近年発生した台風の最大瞬間風速の最高値は、2019年東京都風速58.1m/s、2018年大阪府風速58.1m/sです。
商品には耐風圧性能の記載があるので、場所に応じた商品を選ぶといいでしょう。
ガレージシャッターを設置する際のポイント

換気設備の設置
ガレージシャッターを取り付けるなら、排気ガスによる一酸化炭素中毒にならないよう換気設備の設置が必須です。
また、換気設備だけでなく開け閉めできる窓もあれば尚いいでしょう。
ガレージ内から直接行き来できる動線の確保
ガレージハウスのガレージにシャッターをつけた場合、出入りがシャッターからしかできないと不便です。
住居内から直接ガレージに出入りできるよう、間取りを考える際に動線を確保するといいでしょう。
ガレージと寝室との距離

ガレージハウスを一人で暮らす場合であれば問題ありませんが、同居人がいるなら寝室との距離も考える必要があります。
人によっては早朝や深夜など、物音がすると落ち着かないこともあるでしょう。
ガレージシャッターの相場価格

ガレージシャッターの素材や仕様によって金額は変わるので、あくまで参考価格となります。
設置工事費込みの価格です。
手動巻き上げ式シャッターの相場価格
- 1台用:20万円〜30万円程度
- 2台用:40万円〜60万円程度
電動巻き上げ式シャッターの相場価格
- 1台用:40万円〜50万円程度
- 2台用:80万円〜120万円程度
オーバースライダー式電動シャッターの相場価格
- 1台用:50万円〜150万円程度
- 2台用:80万円〜200万円以上
ガレージシャッターの主な製造メーカー

三和シャッター工業株式会社

- 業界1位のシェア
- 工場や倉庫など大型シャッターから個人宅シャッターまで幅が広い
ホームページ:http://www.sanwa-ss.co.jp/
文化シャッター株式会社

- 業界2位のシェア
- 店舗や住宅向けの軽量シャッターが強い
ホームページ:http://www.bunka-s.co.jp/
東洋シャッター株式会社

- 業界3位のシェア
- 関西方面のシェアが高い
ホームページ:http://www.toyo-shutter.co.jp/
金剛産業株式会社

- 日本で初めてオーバースライダー式シャッターを紹介した会社
- 工場、倉庫、車庫など幅広いタイプのオーバードアに対応
ホームページ:https://www.kongo.net/
株式会社横引シャッター

- 横引きのシャッターをメインで取り扱っている
- 横引きシャッター国内シェアNo.1
ホームページ:https://www.yokobiki-shutter.co.jp/
三和シャッターのガレージシャッター商品
業界トップシェアを誇る三和シャッターさんの商品を2つご紹介します。
三和シャッター/静々動々
- 巻き上げ式電動シャッター
- アルミ製
- ウレタン充填アルミスラット
- 防犯性能 CP認定製品
- 耐風圧性能800pa
- 設計耐用年数15年、設計耐用回数2万回開閉
三和シャッター/EUGAユーガ
- オーバースライダー式電動シャッター
- スチール製
- 断熱材:硬質ウレタンフォーム
- 耐風圧性能500pa
- 設計耐用年数10年、設計耐用回数1万回開閉
三和シャッターさんのホームページには価格の掲載がなかったので、私がネット検索した情報になりますが、商品代は車2台用で定価150万円ほどのようです。
ガレージハウスのシャッターのイメージ参考例
イメージ参考例①

デザイン窓付きのオーバースライダー式シャッターです。
イメージ参考例②

黒の外壁に合わせた、暗めの木目調のオーバースライダー式シャッターです。
イメージ参考例③

ナチュラルテイストに合わせた、デザイン窓付きのオーバースライダー式シャッターです。
イメージ参考例④

内部に収納ボックスがある、巻き上げ式電動シャッターです。
イメージ参考例⑤

車2台分、5.4mの幅のオーバースライダー式シャッターです。
ガレージハウスのシャッター選びのまとめ
✓電動式シャッターが便利
✓見た目が良く機能性も高いオーバースライダー式がおすすめ
✓完全に断熱したければシャッターではなく扉にするべし
ガレージシャッターは、ガレージハウスで大事な部分です。
各メーカーいろいろな商品があり、価格も商品によって全然違います。
デザインや性能がいい商品は高額ですが、憧れのガレージハウスライフを送るための必要経費と割り切って、妥協せず選ぶといいのではないかと思います(^^)/
最後までご覧いただきありがとうございました。
「ガレージハウスの業者探し」は、下の記事を参考にしてください。
「ガレージハウスを建てる方法」は、下の記事を参考にしてください。
「ガレージハウス暮らしの実現方法」を知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
みなさんの憧れのガレージハウス暮らしが実現することを願っています(^^)/













