✓一人暮らしのガレージハウスの建て方や流れ
✓一人暮らしのガレージハウスを建てる際のポイント
ガレージハウスの賃貸は家賃が高いから、自分で建てたい!
一人暮らしのガレージハウスを建てる流れや方法、ポイントを教えて!
憧れのガレージハウスを新築で建てたいとお考えの方に、流れや方法、気を付けるポイントをご紹介します。
ガレージハウス造りで失敗しないためには、信頼できる業者に相談すること!
そして、1社だけに相談せず、複数社に相談して比較検討すること!
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それでは「一人暮らしのガレージハウスの建て方」について詳しく見ていきましょう!
yuji
リフォーム業界歴10年
2級建築士
宅地建物取引士
マンションリフォームマネージャー
福祉住環境コーディネーター2級
一人暮らしのガレージハウスを建てるまでの流れとポイント
- ガレージハウスを建てる費用、資金計画を立てる
- 建てる目的を明確にする(どういう暮らしがしたいか)
- 今だけでなく将来愛車を何台駐車したいか考える
- 資料請求、相談会、見学会で情報収集
- 業者選び(1社だけでなく複数社に相談する)
- 土地探し・プランニング
- ガレージハウスを実際に建築
①ガレージハウスを建てる費用、資金計画を立てる
当たり前ですが、ガレージハウスを建てるにはお金が必要です。
予算以上のガレージハウスは建てることはできません。
まず自分がどれくらいの資金あるか、ローンでいくらまでなら生活が苦しくない範囲で借りれるかを把握しましょう。
- 土地代
- 建物代
- 印紙税
- 登記にかかる登録免許税
- 不動産取得税
- 仲介手数料
- 固定資産税・都市計画税
- 火災保険代
- 引っ越し代
etc
一人暮らしのガレージハウスを建てる場合、土地代と別に「1階がガレージ2階が1LDKの住居」という建物で、少なくても1500万円、できれば2000万円は用意する必要があります。
住宅ローンを組む場合、年収の8倍くらいまでは借りれますが、支払いで生活が苦しくならないよう注意が必要です。
資金が用意できそうになければ、ガレージハウスを新築で建てるのは難しいので、賃貸やリフォームを検討するといいでしょう。
「建てる」以外で、ガレージハウス暮らしを実現したい方は、下の記事を参考にしてください。
②建てる目的を明確にする(どういう暮らしがしたいか)
リフォームも同じですが、家を建てることはスーパーで物を買うのとは違い「施主の理想の暮らし」という無形のものを業者と一緒に造り上げる「施主参加型プロジェクト」です。
まずゴールである、「施主本人がどう暮らしたいか」をしっかり整理することが大事です。
- 家の中からガレージへ直接行き来できるようにしたい
- 愛車を眺めながら暮らしたい
- 愛車をメンテナンスできるよう広いガレージ空間がほしい
- ガレージと住居が一体の空間になっているのがいい
- アメリカンハウスのようなガレージハウスで暮らしたい
- とりあえず愛車を雨や盗難から守ることができればいい
家を建てるとなると、あれもこれもしたくなるものです。
予め何を優先して実現したいかを決めておくことは重要です。
③今だけでなく将来愛車を何台駐車したいか考える
ガレージの大きさを後で変更することは、基本的にできないと考えておきましょう。
今ある愛車だけでなく、将来何台の車やバイクを所有するかを考えないといけません。
ガレージは広いに越したことはないですが、ガレージを広くすればするほど居住空間は狭くなるので、バランスが重要です。
④資料請求、相談会、見学会で情報収集
ガレージハウスについての情報収集をして、イメージを掴んだり、知識を身につけましょう。
- インターネットでの検索
- YouTube
- インスタグラム
- ピンタレスト
- 雑誌
- 資料請求
- 相談会
- 見学会
etc
資料請求や相談会、見学会を利用する場合、強い営業をかけられて契約してしまわないよう注意が必要です。
満足のいくこだわりのガレージハウスを造るには、業者任せにせず、ご自身で知識をつけることが大事です。
業者は、あなたの理想の暮らしを形にするサポート役にすぎません。
いろいろな情報を収集して、「自分にとっての理想のガレージハウスがどんなものか」を鮮明にイメージできるレベルにすることがここでの目的です。
⑤業者選び(1社だけでなく複数社に相談する)
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
etc
業者選びは、かなり重要です。
ガレージハウスを建てることだけでなく、その後のアフターフォローまで考慮するべし!
家は消耗品です。
建てて終わりではなく長持ちさせるには車同様、長期的なメンテナンスが必要なのです。
ガレージハウスを建ててくれる業者を選ぶということは、あなたの家をずっと任せることができる「かかりつけ医」を探すようなものです。
慎重に選ぶ必要がありますので、必ず1社だけに相談せず複数社に相談するようにしましょう。
- ガレージハウスの実績があるか
- 会社の口コミや評判がいいか
- 担当者と価値観が合うか
- アフターフォロー体制がしっかりしているか
etc
業者を探す際は、大手ハウスメーカーや工務店に無料で一括請求できる『タウンライフ家づくり』をご利用ください。
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業者探しについて詳しく知りたい方は、下の記事も参考にしてください。
⑥土地探し・プランニング
土地探し
土地を持っている方以外は、必ず土地探しをしないといけません。
建ててくれる業者と一緒に探すこと!
ご自身で土地を探したり、不動産業者と土地を探すことも可能ですがおすすめしません。
購入した土地では、理想のガレージハウスが建てれないという最悪の事態が起こる可能性があるからです。
不動産業者は、不動産を売るプロであり建築のプロではありません。
業者選びの際に、土地探しから対応してくれるか確認するといいでしょう。
ガレージハウスの土地選びに関して、重要なポイントを詳しく解説している記事がありますのでよければ参考にしてください。
間取りと工法
ガレージハウスの間取りは、さまざまなタイプがあります。
- 0LDK
- 1LDK
- 2LDK
- 3LDK
- ロフト付き
- スキップフロア
- 平屋建て
- 2階建て
- 3階建て
ガレージの広さ、住居の広さ、動線など、実際の暮らしをイメージして決めていきます。
間取りに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
また、建物をどういう構造、工法で建てるかも決めないといけません。
- 木造
- 鉄骨造
- RC造(鉄筋コンクリート造)
【コスト】木造<鉄骨造<RC造
【耐久性】木造<鉄骨造<RC造
ガレージハウスの規模によって、適した構造があります。
規模が大きすぎないガレージハウスで、特にこだわりがない場合はコストが安い木造でいいでしょう。
一人暮らしのガレージハウス内装インテリア
内装インテリアにはいろいろなスタイルがあるので、事例をたくさん見て自分好みのテイストを探してみましょう。
ここでは、主なスタイル3つご紹介します。
【ナチュラルスタイル】
ナチュラルスタイルは部屋が明るく温かみがあり、万人受けするスタイルです。
【ブルックリンスタイル】
レンガ倉庫を住居にしたようなスタイルのブルックリンスタイルは、男らしい無骨さがありガレージハウスによく合います。
【カリフォルニアスタイル】
カリフォルニアスタイルは、アメリカンハウスのガレージハウスに人気のスタイルです。
その他にも、インダストリアルスタイル、アジアンスタイル、モダンスタイルなどいろいろな内装インテリアがあります。
内装インテリアに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてみてください。
ガレージの設備
- 換気設備
- 水道
- エアコン
- 自動開閉できるガレージシャッター
- コンセント
- 電気自動車用充電コンセント
ガレージで愛車をメンテナンスなど作業をしようと考えている場合、排気ガス問題があるので換気設備は必須です。
ガレージシャッターは自動で開閉できるタイプにすると、車から降りずに開閉できるので便利です。
【自動開閉できるガレージシャッター】
- 巻き上げ式
- オーバースライダー式
- スイングアップ式
- 横引き式
雑誌やネットの施工事例を見ると、巻き上げ式かオーバースライダー式を選ぶ方が多く、コストを抑えるのであれば、巻き上げ式シャッターがおすすめです。
ガレージシャッターに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
ガレージの照明計画
愛車を眺めることが好きな方は、照明の種類、数、向き、色など、照明計画にこだわるといいでしょう。
適切な照明計画を立てることで、より快適で効率的な空間を実現することができます。
ガレージハウスの照明計画に関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
耐震性の安全は必須
ガレージハウスはガレージ部分が大空間となりますので、耐震性の安全を確保するのが重要です。
鉄骨造やRC造であれば容易に広い空間を実現できますが、木造の場合は簡単ではありません。
木造のガレージハウスで耐震性の安全を確保する方法は、以下の3つになります。
- 耐力壁をうまく配置する
- 木造門型フレームを使う
- 建物全体をSE構法(木造ラーメン構法)で建てる
ガレージハウスの耐震性に関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
ガレージハウスの屋根選び
屋根には、いろいろなタイプがあります。
代表的なものを紹介します。
【切妻屋根】
への字形のシンプルな屋根です。
【寄棟屋根】
屋根の隅から棟が立ち上がって、複数の面がある屋根です。
【片流れ屋根】
一枚の屋根面しかなく、雨が一方向に流れる屋根です。
【陸屋根】
屋上を造る際に使われるタイプで、防水処理によって雨の侵入を防ぎます。
屋根は見た目も大事ですが、一番の役割は雨から家を守ることです。
素材も瓦、スレート、金属など、さまざまなものがあります。
屋根選びのポイントは、デザインだけでなく耐久性やメンテナンス性を考慮して選ぶことです。
屋根に関して詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。
セキュリティの安全性
ガレージハウスは住居とガレージが一体になっていてセキュリティは高いですが、盗難被害がないわけではありません。
ガレージの出入口には必ず鍵付きの扉やシャッターを付けて、窓からの侵入もできないよう窓を高くしたり、人が入れないサイズにするなど工夫が必要です。
愛車にも防犯ブザーなど、セキュリティ対策をしておくと安心です。
ロフトの設置は2つの基準を厳守する
ガレージハウスを建てる際、ロフトの設置を考える方も多いでしょう。
ロフトの設置は2点注意が必要です。
- ロフトの広さをその階の床面積の1/2未満にする
- ロフトの高さを1.4m以下にする
この2点は建築基準法で決まっていますので、必ず守る必要があります。
⑦一人暮らしのガレージハウスを実際に建築
土地を購入して、建物のプランが決まればいよいよ実際に建てていくのですが、家を建てる前に建築確認申請をして許可を受けなければなりません。
簡単に言うと、どこの土地にどういう家を建てるかを書類にまとめて申請して許可をもらうということです。
これは業者がやってくれますので、ご自身でやる必要はありません。
そして許可が下りると、やっと工事が始まります。
工事中は、業者任せにせず現場に行きましょう!
家は、職人さんが手作業で建てていきます。
現場に足を運んで写真を撮らせてもらったり、現場監督さんや職人さんたちとコミュニケーションをとることも大事です。
仲良くしないといい仕事してくれないとかではありませんが、人間誰しも見知った人の仕事はキッチリしようと思うものです。
一人暮らしのガレージハウスを建てるメリット
- 自分だけのこだわりガレージハウスができる
- 愛車を雨、風、盗難から守ることができる
- 愛車をいつでも眺めることができる
- すぐ愛車に乗ることができる
- 愛車のメンテナンスを家ですることができる
- ガレージハウスの賃貸の家賃より月々の支払を安くできる
- ガレージハウスの賃貸より高いグレードの設備を入れることができる
- ガレージハウスの賃貸では得られない満足感がある
- 建てる方がリフォームするより間取りの自由度がある
- 建てる方がリフォームするより耐震性の安全を確保しやすい
- ガレージ部分の延床面積が5分の1以下なら固定資産税がかからない
- 友人に自慢できる
- 優越感、達成感を実感できる
賃貸のガレージハウスは、家賃がかなり高額です。
持ち家でガレージハウスを実現した方が、月々の支払いが安くなることも多いでしょう。
一人暮らしのガレージハウスを建てるデメリット
- 新築するのにコストがかかる
- 引っ越しが多い人には向かない
- 通常の一戸建てよりガレージ部分にコストがかかる
- ガレージ部分があるので人が住むスペースが狭くなる
- 騒音に注意しないと近隣トラブルになる
- ライフスタイルの変化に合わないことがある
ガレージハウスはガレージスペースが必要なので、どうしても人が住むスペースが少なくなります。
- 建物の階数を増やして居住スペースを確保する
- ビルトインタイプではなく建物の外に愛車を駐車する
- 土地探しの段階で、広い土地を選ぶ
理想はガレージと住空間の、両方の広さを確保できる広い土地を探すことです。
土地を探してから建てるのではなく、土地探しと建築は同時に進めることが失敗しない方法です。
また「今は一人だけど将来家族が増えるかもしれない」「転勤があったら住み替えが大変」など、ライフスタイルの変化を心配される方もいるでしょう。
- 予め部屋を多くとれるよう設計しておく
- 賃貸や売却しやすいよう、間取りや立地を考慮する
ガレージハウスは賃貸があれば、すぐに満室になるほど人気です。
もしライフスタイルの変化で手放さないといけなくなっても、ある程度万人受けするプランにしておけば、対応しやすいでしょう。
家を建てる際に知っておきたい知識
建築基準法
建築基準法とは建築物を建てる際、最低限守らなければならないことを定めた法律です。
新築を建てるには、この建築基準法を必ず守らないといけません。
延べ床面積
延べ床面積とは、その建物の各階の合計面積のことです。
例)
1階50㎡、2階50㎡
延べ床面積は100㎡
建築面積
建物を真上から見た時の面積で、屋根の面積ではなく柱と壁に囲まれた部分の面積となります。(外壁から飛び出た屋根部分は含みません)
建ぺい率
建ぺい率とは土地の面積に対して、どれくらいの建築面積の家を建てることができるかを示した割合です。
土地ごとに決まっていて、土地いっぱいいっぱいに家を建てることはできないようになっています。
容積率
容積率とは土地面積に対して、どれくらいの延べ床面積の家を建てることができるかを示した割合です。
建ぺい率同様、土地ごとに決まっています。
土地に対しての建築面積が「建ぺい率」、延べ床面積が「容積率」になります。
再建築不可の土地
土地には家を建てるための条件が決まっていますが、法整備される以前に建てられた建物はそのまま特例として現存しています。
そのような土地付きの家を買って、潰して新築を建てようと考えても新築を建てることができません。
この土地のことを「再建築不可の土地」といいます。
家を建てる土地の条件の一つに「接道義務」があり、原則として建築基準法で定められた幅員(幅)4m以上の道路に2m以上接していなければならないというのがあります。(一部区域では幅員6m以上が必要)
これは、火災や地震などの災害が起きたときの避難経路、消防車や救急車が通れる経路の確保が目的になっています。
再建築不可の土地の家は建て替えができないので、リフォームするしか方法がありません。
単位:坪
よく30坪の家とかいうように、「坪」で大きさをいうことがあります。
- 1坪=畳2枚分=約3.3㎡
- 30坪の家=延べ床面積約99㎡の家
- 50坪の土地=約165㎡の土地
「建坪」というのも見ることがありますが、建坪は、建築面積のことをいいます。
建坪30坪=建築面積99㎡
注文住宅の価格を、坪単価60万円や70万円などで表現していることがよくありますので覚えておくといいでしょう。
例)
建物代:坪単価60万円
家の大きさ:延べ床面積約99㎡=30坪
30坪×60万円=建物代1800万円
【一人暮らしのガレージハウスの建てる方法】のまとめ
- ガレージハウスを建てるにはまず資金計画を立てる
- どういうガレージハウスで暮らしたいかをだいたい決める
- 情報収集をしてイメージを鮮明にして知識もつける
- 業者選びは慎重に!まずは資料請求がおすすめ
憧れのガレージハウスを建てるには、業者まかせにせずご自身でしっかり勉強して知識を付けることが、失敗しない秘訣になります。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさんの憧れのガレージハウス暮らしが、実現することを願っています(^^)/