✓土地の間口が狭い
✓カリフォルニアスタイルが好き
✓アメリカンハウスが好き
✓1人暮らし
✓愛車と一緒に暮らしたい
✓3階建てがいい
✓コンパクトな暮らしがしたい
憧れのガレージハウス第16弾。
間口が狭い狭小住宅3階建て、カリフォルニアスタイルのガレージハウスを作成しました。
「土地の間口が狭いけどガレージハウスを建てたい!」という方におすすめのプランです。
ぜひ最後までご覧ください(^^)/
yuji
リフォーム業界歴10年
2級建築士
宅地建物取引士
マンションリフォームマネージャー
福祉住環境コーディネーター2級
間取りプラン
今回は間口が狭い土地に建てるガレージハウスをテーマにしたプランで、間口がなんと1間半(2.73m)、奥行は5間(9.1m)の狭小3階建てガレージハウスです。
ガレージには車1台をなんとか駐車できます。
車ではなくバイクのみだと数台置くことが可能です。
水回り関係は2階にまとめて家事動線を楽にしています。
また、広さはありませんがフリールームも2つあり、一人暮らしには十分な住空間です。
間取り設計で大事なのは、ガレージハウスでどのような暮らしをするかイメージして、動線や部屋の配置を考えることです。
間取りに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
建物外観
間口が狭いので、かなり細長い見た目のガレージハウスです。
都市部は土地の間口が狭いケースが少なくありません。
理想の立地の土地がこのような間口の狭い場合でも、ガレージハウスを建てることはできます。
ガレージハウスは、土地のさまざまな条件をクリアするように建てなければならないので、土地選びは重要です。
法規制などややこしい内容もあるので、ガレージハウスを建ててくれる業者と一緒に探すことをおすすめします。
ガレージハウスの土地探しに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
木造のガレージハウスを建てる場合、広い開口をいかに安全に確保するかがポイントになります。
通常木造住宅は「耐力壁」で耐震性を確保しますが、このような間口が狭い住宅だと耐力壁を設置できません。
その場合におすすめなのが、木造門型フレームを開口部に使ったり、建物全体をSE構法(木造ラーメン構法)で建てることです。
木造ガレージハウスの耐震性に関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
ガレージハウスの出入口は正面のガレージシャッターしかないため、ガレージシャッターは玄関扉と兼用になります。
ガレージシャッターには、人の出入りがしやすい「潜り戸」が付いているタイプもありますので、いちいちガレージシャッターを開けるのが面倒と感じる方におすすめです。
このプランではデザイン性の高い「オーバースライダー式」のガレージシャッターを採用していますが、ガレージシャッターにはさまざまな種類がありますので、ご自身の用途に合ったシャッターをお選びください。
ガレージシャッターについて詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
屋根は1枚の屋根で、シンプルかつスタイリッシュさがある「片流れ屋根」です。
住宅の屋根形状にはいろいろなタイプがあり、見た目もメンテナンス性もさまざまあります。
屋根に関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
ガレージハウスは愛車を室内に保管できるので、夜でもメンテンナンスやカスタムを楽しむことができるのがいいですね。
1F_ガレージ
9畳の広さのガレージです。
ガレージハウスは、自分でカスタムしていく楽しみがあります。
壁や天井を木材で仕上げることで、後で棚を設置したり自由にカスタムすることができます。
ガレージの照明はダウンライト照明を多めに配置して、愛車が映えるよう演出しています。
ガレージハウスで愛車鑑賞をしたい方は、照明計画にもこだわるといいでしょう。
ガレージハウスの照明計画について詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
9畳のガレージは車を駐車すると広くありませんが、狭小住宅でもガレージハウスは実現できます。
ガレージハウスのガレージには排気ガス問題があるので、換気扇の設置が必要です。
ガレージでメンテナンスやカスタムを快適に楽しみたい方は、エアコンなど空調設備をつけるといいでしょう。
1F_玄関
ガレージから住居部分へは間仕切りがなく、一つの空間になっているので玄関はガレージの奥になります。
玄関には一人暮らしにちょうどいい、コンパクトなシューズボックスがあります。
シューズボックスの後ろには水栓があり、メンテナンスやカスタムをするのに便利です。
1F_フリールーム
1階奥には3畳のフリールームがあります。
デスク部屋にするのも良し、納戸として使うこともできます。
2F_階段ホール
階段ホールには窓が両サイドにあるので、照明がなくても明るい空間です。
2F_キッチン
キッチンは、料理をあまりしない一人暮らし用のコンパクトなものを設置しています。
部屋の広さが6畳なので、もう少し大きなキッチンを設置したいなら、キッチンの隣にあるトイレを移動させてスペースを広くするといいでしょう。
2F_リビングダイニング
キッチンとダイニングとリビングが一体となった、6畳の空間です。
一人暮らしなのでダイニングテーブルはなく、リビングがダイニング変わりになります。
ベランダに面していることで、大きな掃き出し窓から採光を確保できます。
二人掛けソファーに大型テレビがあり、ゆっくりくつろげる空間です。
掃き出し窓以外にも窓が両サイドにあり、昼間は照明いらず。
このプランはアメリカンハウスらしく、カリフォルニアスタイルの内装インテリアに仕上げています。
内装には「ナチュラルスタイル」「インダストリアルスタイル」「ブルックリンスタイル」などさまざまなテイストがありますので、たくさん事例を見て自分好みを探すといいでしょう。
内装インテリアに関して詳しく知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
2F_トイレ
トイレは2階に1か所あり、どの階からでもアクセスしやすい階段横に配置しています。
洗面室と離れているので、手洗い付きタイプにすると便利です。
2F_洗面室
洗面室は1.5畳と少しコンパクトな空間です。
角地で2面採光を確保できるので、明るくて気持ちがいい朝を迎えれます。
2F_お風呂
お風呂も洗面室同様1.5畳の広さになり、1216サイズ(1.2m×1.6m)のシステムバスを設置できます。
足を延ばしてゆっくり浴槽に浸かりたい方は、1616サイズ(1.6m×1.6m)を検討するといいでしょう。
各メーカーショールームで実機があるので、サイズ選定の際は実際に来場して確認することをおすすめします。
3F_階段ホール
最上階の3F階段ホールです。
2面採光で、明るくて開放感があります。
奥がフリールームで、手前が寝室兼書斎部屋に繋がっています。
3F_寝室兼書斎
6.5畳の洋室は、寝室兼書斎になります。
ベランダに面していて大きな掃き出し窓があり、採光をしっかり確保できます。
クローゼットもあるので、収納もバッチリです。
掃き出し窓以外にも2か所窓があり、明るくて気持ちのいい部屋でデスクワークができます。
3F_ベランダ
デスクワークの休憩には、ベランダで過ごすこともできます。
1.5畳と広くはありませんが、一人でちょっと一息つくには十分です。
3F_フリールーム
3階にも3畳のフリールームがあります。
1階のフリールーム同様、自由に使うことができますので、一つは趣味部屋にするのもいいかもしれませんね。
このプランのまとめ
今回は「間口が狭い狭小住宅」をテーマにした、コンパクトなガレージハウスを作成しました。
2階のリビングを広くするなら、トイレを1階のクローゼットスペースにして、その分スペースを広げて7.5畳にするのもいいでしょう。
土地の間口が狭くて悩んでいる方の参考になれば幸いです(^^)/
「ガレージハウスの業者探し」は、下の記事を参考にしてください。
「ガレージハウスを建てる方法」は、下の記事を参考にしてください。
「ガレージハウス暮らしの実現方法」を知りたい方は、下の記事を参考にしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさんの憧れのガレージハウス暮らしが実現することを願っています(^^)/